桜井高校でアスファルト舗装の実習指導
2018年11月2日、桜井高校の土木科3年生を対象にしたアスファルト舗装の施工実習に、当社が協力指導しました。
駐車場舗装工事施工方法
- 1. 準備工
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- 1 - 1事前調査(架空線・埋設物等)
- 架空線・埋設物等への切断工事防止対策のため、工事範囲内及び周辺の架空・埋設物等線を設計図書・管理図及び占用台帳等により事前に情報収集を行い、資料に基づき状況の調査・確認を行う。
- 1 - 2起工測量
- 中心線・水準点測量は、監督職員より指示された基準点・水準点の測量を行い確認する。
- 1 - 3安全施設設置
- 工事工区範囲内に第三者の立ち入りを防止するため、必要に応じてバリケード・ロープ等で囲い、安全の確保を行う。
- 2. 施工フロー
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- 3. 土工
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- 掘削、床均し
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- 土砂掘削は、掘削前に十分調査し、現地測量を行い作業する。
- 掘削は、バックホウ(0.2㎥級)にて行い、過掘しないよう注意し、床付面付近は尽力にて慎重に施工する。
- 4. 路盤工
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- 砕石敷均し、転圧
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- 砕石は再生砕石(RC-40)を下層路盤に、粒度調整砕石(M-40)を上層路盤に使用し、モーターグレーダー(ブレード幅2.8m)にて敷均しを行う
- 締固めは、ロードローラー(10~12t級)、及びタイヤローラー(8~20t級)の転圧機械により、所定の密度を得られるまで締固めを行う。
- 5. 舗装工
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- 1. 乳剤、及び保護砂散布
- 路盤とアスファルト舗装の接着、路盤表面の安定、降雨による洗掘、及び水の浸透防止、路盤からの水分蒸発の遮断のため、乳剤散布を行う。
- 2. アスファルト舗装、舗設
- 舗設にはアスファルトフィニッシャ(舗装幅2.3m~6.0m)及び人力で行い、仕上がり面が平坦で所定の厚さ、勾配になるように敷き均す。
- 3. 転圧作業
- 初期転圧、二次転圧、仕上げ転圧と、それぞれロードローラーやタイヤローラーを使い分けアスファルト転圧を行う。
この実習の模様が、2018年11月4日の北日本新聞朝刊に掲載されました。